Autodesk Fusion(旧称:Fusion 360)は、製品設計と製造に必要な3次元CAD、CAM、CAE、PCB設計などのソフトウェアが、ひとつのクラウドベースのプラットフォームに統合されたツールです。
外観・形状・機能を備えた製品のモデリングから、切削加工や積層造形などの製造工程に至るまで、設計から製造までの一連のプロセスを単一の環境で完結することが可能です。さらに、クラウド技術の活用により、効率的なデータ管理と円滑な共同作業を支援し、製品開発および製造期間の短縮、ならびに初期導入コストの削減に貢献します。
Autodesk Fusionは、機械設計者、インダストリアルデザイナー、機械オペレーター、電子基板設計者など、幅広い分野のユーザーに利用されている最新の設計・製造ソリューションです。
初めての導入や増設をご検討の方は「サブスクリプション新規」をご検討ください。契約中の期間ライセンスを継続して使用されたい方は「サブスクリプション更新」をご検討ください。価格はお問い合わせや御見積書が必要な際は認定リセラーの当社へお気軽にお問い合わせください。
製品名 | 種類 | 機能 |
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Autodesk Fusion | 本体 | 3D設計(アセンブリ設計・部品設計)、2D図面作成、レンダリング、アニメーション、解析(線形/非線形静的応力、熱応力、座屈)、基本的なCAM(2軸~3軸)、ジェネレーティブデザイン、データ管理 |
Fusion Design Extension | 拡張機能 | より高度な製品設計のためのモデリング機能を追加 |
Fusion Simulation Extension | 拡張機能 | 解析およびジェネレーティブデザインに高度な機能を追加 |
Fusion Manufacturing Extension | 拡張機能 | 高度な切削(4軸~5軸)、板取り最適化、金属積層造形設定機能を追加 |
Fusion Signal Integrity Extension | 拡張機能 | 電磁界解析のためのツール |
Fusion Manage Extension | 拡張機能 | ファイル管理およびリリース管理を行えるツール |
Fusion Team | Autodesk Fusionのデータ管理のみ利用できるツール |
※:Generative Design Extensionは2024年1月に販売終了となり、Simulation Extensionに統合されました。
※:Additive Build Extensionは2024年1月に販売終了となり、Machining Extensionに統合されました。
※:Nesting & Fabrication Extensionは2024年1月に販売終了となり、Manufacturing Extensionに統合されました。
※:Machining Extensionは、Manufacturing Extensionに名前が変更されました。
※:Product Design Extensionは、Design Extensionに名前が変更されました。
Autodesk Fusion(オートデスク フュージョン)はクラウドテクノロジーを活かした製品設計・工業デザイン・製造のためのソフトウェアをひとつに集約したCAD/CAM/CAEツールです。
3Dモデリング、アセンブリ、2D図面作成、解析、切削ツールパスの生成に加え、回路設計やAIを活用したジェネレーティブデザインなど、高度な設計・製造機能を備えています。さらにクラウド技術により、解析時間の短縮や場所を問わないデータ共有が可能となり、効率的なものづくりを実現します。
Autodesk Fusionは、機械設計者や工業デザイナー、加工オペレーターなど各分野のプロフェッショナルはもちろん、趣味で工作や3D設計に取り組む方、初心者の学習用途にも選ばれている、幅広いユーザーに支持されています。
Autodesk Fusionはクラウドベースの設計環境を提供しており、リモートワークや遠隔地の製造拠点との連携をスムーズに行えます。クラウドを通じてデータの共有や編集が可能なため、場所にとらわれずチームでの共同作業が実現できます。
Autodesk Fusionでは、基本機能に「Extension(エクステンション)」を追加することで、設計・製造プロセスに必要な専門機能を柔軟に拡張できます。
標準機能では対応が難しい高度な設計、シミュレーション、製造、データ管理などに対応可能となり、ジェネレーティブデザインや高度なCAM機能を活用することで、作業の自動化や最適化が進み、設計・加工の効率化と品質向上が期待できます。必要な機能をサブスクリプション形式で選択できるため、業務に応じた最適な環境を構築できます。
Autodesk Fusion Manufacturing Extensionは、CAMなどの製造機能を拡張できます。
3軸~5軸のCNC切削加工、ツールパスの最適化、自動穴認識、板金部品のネスティング、金属材料の積層造形設定など、高度な製造プロセスに対応する機能が追加されます。これにより、複雑な加工にも柔軟に対応でき、製造工程の効率化と品質向上が期待できます。
Autodesk Fusion Design Extensionは、設計機能を拡張するための拡張機能です。
履歴ベースのパラメトリックモデリング、設計ルールの適用、部品表(BOM)の自動生成、CADデータの一括管理、設計変更のトラッキングなど、複雑な設計業務を効率化する高度な機能が追加されます。これにより、製品開発の精度とスピードが向上し、チーム間での設計データの整合性も保たれます。設計プロセス全体を最適化し、より高品質な製品開発を支援します。
Autodesk Fusion Simulation Extensionは、設計段階での解析機能を拡張するための拡張機能です。
構造解析、熱解析、静的応力解析、モード解析、イベントシミュレーションなど、製品の性能や耐久性を事前に評価するための高度なシミュレーション機能が追加されます。これにより、試作前に設計の妥当性を確認でき、開発コストの削減や品質向上が期待できます。設計と解析を同一環境で行えるため、ワークフローの効率化にも貢献します
Autodesk Fusion Manage Extensionは、設計・製造プロセスにおけるデータ管理機能を拡張するための拡張機能です。
部品表(BOM)の管理、変更管理、承認ワークフロー、ドキュメントのバージョン管理、プロジェクトの進捗追跡など、製品開発に必要な情報を一元管理できる機能が追加されます。これにより、チーム間の連携が強化され、設計ミスの防止や業務の透明性向上が期待できます。クラウドベースでの運用により、リアルタイムでの情報共有と効率的なプロジェクト管理が可能になります
WindowsとMacintoshの64ビット版OSに対応しています。詳しい動作環境はメーカーサイトをご確認ください。
OS |
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CPU(プロセッサ) |
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メモリ(RAM) | 8GB以上(推奨:32GB以上) |
グラフィックス(GPU) |
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表示解像度 | 1366x768以上(推奨:3480x2160 (4K) 以上) |
ハードディスク | インストール用に8.5GBの空き容量 |
ポインティングデバイス |
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インターネット |
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ほか | クラッシュ レポートを送信するには、SSL 3.0、TLS 1.2+、.NET Framework 4.5 以降が必要 |
Parasolid、SAT、IGES、STEP、STLなどの中間データフォーマットに対応しているほか、AutoCAD(dwg)、Autodesk Inventor(ipt、iam)、CATIA V5(CATProduct、CATPart)、SOLIDWORKS、Rhino(3dm)などの他CADのデータフォーマットを開くことができます。
Autodesk Fusionに関するサポートは、メーカー対応のサポートサービスを利用できます。インストールや動作トラブルなどについて、Autodesk Assistantを使用してヘルプを参照したり、メーカーのサポートに連絡することができます。
どれを選べばいいかわからないという方のために、導入をご検討される時によくあるご質問などをまとめましたのでご参考にしてください。
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