アセンブリモデルに配置した部品(パーツ)の角度を決めることができる「角度拘束」を使ってみました。今回、角度拘束を設定する部品(パーツ)はあらかじめ左右対称になるように拘束を設定してあります。そのため角度拘束を行うと左右の部品(パーツ)が対称の角度になります。
3次元CAD Autodesk Inventorの角度拘束はオプション設定できますが基本的な使い方を試してみました。


配置角度は角度拘束


角度コマンドを実行

リボンメニューの[アセンブリ]タブの[関係]パネルに[拘束]コマンドはあります。

拘束のアイコンメニュー

拘束条件を指定

角度拘束を行うには[拘束を指定]ダイアログボックスでタイプの項目を[角度]にします。

角度拘束条件の指定

ジオメトリを選択する

角度拘束を行うジオメトリ(面、エッジ、軸)として、ここでは2つの面を選択しました。選択した面に法線が表示されています。

ジオメトリの面

ジオメトリの面

参照ベクトルを指定する

Z軸となるジオメトリとして軸を選択しました。選択した軸に法線が表示されています。

参照ベクトルZ軸

角度を指定する

ダイアログの[角度]欄に角度を入力するとアセンブリモデルのプレビューが変更されました。角度を入力し直すとプレビューも変更されます。

0度回転した部品

45度回転した部品

角度拘束を設定したことで部品が完全に拘束されたので、部品をドラッグしてもアセンブリモデルは動かなくなりました。

固定されたので動かない部品

 



[参考]


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