2025年11月にリリースされた最新バージョン「SOLIDWORKS 2026」の新機能をご紹介します。
アセンブリでは、外観変更インジケーターにより構造に影響しない操作(外観変更やデカール追加)を識別でき、トップアセンブリの不要な保存を削減して作業効率を大幅に向上します。さらに、コンフィギュレーションテーブルと表示状態テーブルの描画が高速化され、列調整や自動折り返しに対応し、サブアセンブリ表示切替や複数コンフィギュレーション管理も容易になりました。加えて、AIによるファスナー部品の自動認識機能が追加され、社内ライブラリや配布部品でもドラッグ&ドロップで適切な位置に自動合致し、繰り返し作業の効率化を実現します。
部品では、X・Y・Z座標値で参照点を作成できるようになり、3Dスケッチのレイアウトやスイープパス作成が容易になりました。関係式を含むスケッチやフィーチャー削除時に関連する関係式を自動削除でき、エラー修正の中断を防ぎます。ユーザー定義座標系で境界ボックス方向を指定でき、形状変化時も寸法ラベルが適切に維持されます。板金部品では、ベースフランジの開始位置を柔軟に指定でき、展開せずにベンド状態で全コーナーへの面取りやフィレットを一括適用可能です。構造システムでは、コーナートリムが種類ごとに色分けされ視覚的に分かりやすく、カットリスト情報をコンフィギュレーションプロパティから直接参照できるようになりました。
図面&MBDでは、寸法線のブレーク機能が強化され寸法値との交差も自動調整されることで視認性が向上し、マグネットラインが注記や公差記号などにも対応して図面整列が容易になりました。幾何公差フレームに任意テキスト入力が可能となり、ISO 21920-1準拠の表面粗さ記号にも対応、国際規格に基づく正確な製造指示が行えます。さらに、AIによる図面自動生成機能が追加され、ビューや寸法、注記、断面図などを自動配置し、バックグラウンド処理で作業継続が可能です。加えて、3Dモデル上のアノテートアイテムの個別表示切替やDimXpertManagerのフィルター機能により、複雑なモデルでも必要情報を迅速に検索・管理できます。
※AI自動生成にはクラウド付きライセンスと接続が必要
PDMでは、検索ボタンがスプリットボタン化され、お気に入りや検索ツールへの迅速なアクセスが可能になり、検索実行タイミングや一致条件の柔軟な設定も追加されました。チェックアウトファイルの変更は自動同期され、他PCやユーザーによる編集・チェックインが容易になり、[参照先]や[使用先]タブでリビジョン確認も可能です。さらに、ドキュメントID列の追加、ParasolidやSTEP形式への埋め込みプレビュー対応、サブフォルダ単位の権限設定、Web2でのファイル情報表示やカスタムBOMアクセス、ワークフロー切替の簡略化などにより、検索性・追跡性・管理性が大幅に向上しました。
Simulationでは、分布結合を持つ接合部要素の解析速度が向上し、角度変形結果を角度またはラジアンでプロット可能になりました。解析時の材料設定やメッシュ問題の警告が具体化され、非拘束ボディ検出がSimulation Standardでも利用可能に。さらに、リモート荷重/質量のシェル要素対応、デフォルトシェルタイプ設定、座屈解析で正の固有値抽出オプション追加、不規則振動スタディでピン結合力リストやPSDグラフ出力、複数梁ボディへの合計荷重分布、応答スペクトル解析でリモート質量対応など、効率・精度・操作性が大幅に向上しました。
レンダリングでは、現実の材料を物理的に正確に表現するDSPBR外観に対応し、凹凸や照明効果をリアルに再現でき、SOLIDWORKS Visualizeでもパラメーターをそのまま引き継げます。さらに、同一PCにVisualizeがインストールされていればSOLIDWORKSから直接レンダリングが可能になり、Visualizeの高速レンダリングモードがAMD GPUにも対応しました。
ユーザーエクスペリエンスでは、選択フィルターにフィーチャーや構成部品のフィルターが追加され、面から関連フィーチャーやサブアセンブリを直接選択可能になりました。部品でも[サイズでボディを選択]や[ボリュームでボディを選択]が利用でき、微小形状や特定領域のボディを一括選択できます。さらに、FeatureManagerやPropertyManagerのタブ表示を右クリックで切替でき、ステータスバーの[閉じられたメッセージ]アイコンから非表示設定した確認メッセージの処理内容を確認できるようになり、操作性と管理性が向上しました。
Plasticsでは、未充填体積の可視化プロットがデフォルト表示され、エッジへのエアベント指定により実際の金型構造に即した排気動作のシミュレーションが可能になりました。さらに、熱硬化性材料の離型基準パラメータ追加により、充填・保圧・そり解析の精度が向上しました。
さらに便利で快適になった新バージョン SOLIDWORKS 2026 で
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