読み込んだDXFデータを利用してSOLIDWORKSで3Dモデリングを行う流れを前回はDXFデータの三面図をスケッチにインポートするところまでご紹介しました。
第2回目は、正面図、平面図、右側面図をそれぞれのスケッチに配置してみます。[Model]スケッチにインポートされは三面図を3Dモデリングに適したスケッチへ移動してみました。

2Dデータから3Dモデリング②


正面図になる図形を向きを変える

正面図の図形を正面向きにするには[2Dから3Dへのツールバー]の[正面スケッチに追加]を実行します。

正面スケッチ

正面図を構成する図形(エンティティ)を選択して、もう一度[正面スケッチに追加]コマンドを実行すると図形(エンティティ)が正面方向に変わりました。

方向を正面向きに変更


平面図になる図形を向きを変える

平面図の図形を平面向きにするには[2Dから3Dへのツールバー]の[平面スケッチに追加]を実行します。

平面スケッチ

平面図を構成する図形(エンティティ)を選択して、もう一度[平面スケッチに追加]コマンドを実行すると図形(エンティティ)が平面面方向に変わりました。

方向を平面向きに変更


右側面図になる図形を向きを変える

右側面図の図形を右側面向きにするには[2Dから3Dへのツールバー]の[右側面スケッチに追加]を実行します。

右側面スケッチ

右側面を構成する図形(エンティティ)を選択して、もう一度[右側面スケッチに追加]コマンドを実行すると図形(エンティティ)が右側面方向に変わりました。

方向を右側面向きに変更


スケッチ平面を定義する

正面・側面・右側面へ方向を変えた図形(エンティティ)にスケッチ平面を定義します。

FeatureManagerデザインツリーから正面図の図形(エンティティ)をあるクリックして[スケッチ平面編集]を実行します。

正面図のスケッチ

グラフィック領域でフライアウトFeautureManagerデザインツリーで[正面]をクリックすると、図形(エンティティ)が正面のスケッチ平面に割り当てられました。

スケッチ平面の選択

スケッチに割り当てられた図形


側面図と右側面図も同様の手順で図形(エンティティ)にスケッチ平面を定義しました。グラフィック領域の表示方向を変えてみるとそれぞれの図形が正しいスケッチ平面に変更されているのがわかります。

斜めから見てスケッチ平面を確認



次回は配置した各スケッチの原点をあわせてみたいと思います。



[参考]

 


過去図面資産を流用した3D設計

 

 


 

 



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