過去図面資産を流用した3D設計
2次元図面データから3Dモデルを作成する

2次元CADで作成した図面(DWG/DXF)データを部品ファイルのスケッチに取り込んで3次元モデリングに利用する事例を動画でご紹介します。


 


 


読み込んだ2次元のDXFデータを利用して3Dモデリングを行いたいときは、インポート機能を使って2次元データをスケッチに取り込みます。

メカニカル3次元CAD SOLIDWORKSで2次元データから3Dモデルを作成する流れを全4回にわけてご紹介する第1回目は、DXFデータの三面図をスケッチにインポートするところまで行ってみます。

2Dデータから3Dモデリング①


コマンドを実行

SOLIDWORKSを起動して[開く]コマンドを実行しました。

ファイルを開く

ダイアログボックスからインポートするDXFファイル名を選択して開きました。

dxfファイル名の選択


インポートウィザード

DXFデータの読込み方法を[DXF/DWGインポートウィザード]から[新規部品へ次の様にインポート]-[2Dスケッチ]を選択しました。

DXF/DWGインポート①


インポートの設定

[DXF/DWGインポート-ドキュメント設定]で[インポートデータの単位]を[Millimeters]にしました。

単位の選択

[インポートレイヤー]で[選択レイヤー]でインポートするレイヤーを選択しました。

読み込むレイヤーの選択

[DXF/DWGインポート-図面レイヤーのマッピング]の[オーバーラップ エンティティをマージ]で重複しているエンティティを削除できました。

重複要素の削除

[エンティティ削除]でインポートしたくないエンティティを削除できました。

不要な要素の削除


ブロックの分解

ブロックの分解オプションを適用したいので[はい]をクリックしました。

ブロックの分解可否選択


インポートされた三面図

選択したDXFデータがスケッチに取り込まれました。全てのエンティティが[Model]スケッチにインポートされています。
次回は作図平面に合わせて作図の向きを変更してみます。

インポートされたDXFファイル



次回はインポートした図形(エンティティ)を正面、平面、右側面の各スケッチに配置してみます。




[参考]

 

 


 

 



ほかカテゴリ

CADソフトウェアの商品情報はこちらから!