新しいAutoCADにするべき理由とは?

- それぞれの違い -

長い歴史を持つオートデスク社のCADソフトウェア「AutoCAD」と「AutoCAD LT」は、これまで多くのバージョンが提供されてきました。
2D図面の作成に限定されたAutoCAD LT、その上位グレードのAutoCADは、作図画面を比べるとほぼ同じに見えますが、搭載されている機能には大きな違いがあります。
この違いは設計作業の生産性に、どれくらい影響があるのでしょうか?


  AutoCAD AutoCAD LT
作図画面 レギュラー版の作図画面 LTの作図画面
2D図面の作成編集
3Dモデルの作成編集 ×
アドオンアプリとAPIの利用 ×
CAD標準仕様の適用とチェック ×
Express Tools ×

 

設計作業の生産性を比較! AutoCAD vs AutoCAD LT

一般的な設計作業を"AutoCAD"と"AutoCAD LT"、それぞれで行い完了するまでの時間と生産性の違いを比較してみました。
 

AutoCADを効果的に使うことでAutoCAD LTと比べて全体の作業時間を短縮できる調査結果があります。
AutoCADならではの機能を使って、AutoCAD LTとの作業時間を比較したとき、約7倍(※1)の生産性が向上した調査レポートです。(出典:オートデスク社資料”AutoCADとAutoCAD LTのメリット比較”


※1 標準のAutoCADのみを使用した場合と比較しました。この調査は、独立したコンサルタントに依頼して実施しました。調査の環境や条件により結果は異なります。オートデスクはこの情報を「現状のまま」提供し、いかなる種類の保証もしません。

 

設計作業 AutoCAD
でかかった時間(分:秒)
AutoCAD LT
でかかった時間(分:秒)
時間短縮率
パラメトリック拘束 7:00 10:30 33%
平面図と立面図 3:30 6:30 46%
アイソメ図 5:30 14:00 61%
データの書き出し 16:00 225:00 93%
CAD標準仕様 15:00 80:00 81%
文字編集(Express Tools) 1:30 7:30 80%
AutoCADによる全体的な時間短縮率 48:30 343:30 86%
AutoCADによる全体的な生産性向上     7.1倍

 ※検証結果はコンピューター、OS、フィルター、データソースにより異なります。また、検証結果は保証されるものではありません。
※検証結果はオートデスク社資料「AutoCADとAutoCAD LTのメリット比較」から引用しております。

 

パラメトリック拘束

【AutoCADによる時間短縮率:最大33%】

  • AutoCADは幾何拘束と寸法拘束の作成と編集、パラメトリック拘束の管理が可能
  • AutoCAD LTは拘束の表示と対応するパラメータの編集が可能

平面図と立面図

【AutoCADによる時間短縮率:最大46%】

  • AutoCADは3Dモデリングツールを使って2D平面図/立面図オブジェクトを作成可能
  • AutoCADは立面図ビューで3Dソリッドの特定ビューを使用可能

アイソメ図

【AutoCADによる時間短縮率:最大61%】

  • AutoCADは3Dオブジェクトをアイソメビューで表示可能
  • AutoCADは表示スタイルを設定して陰線を表示可能

データ書き出し

【AutoCADによる時間短縮率:最大93%】

  • AutoCADはブロックや属性情報を抽出して図面やExcelにデータを書き出し可能
  • AutoCAD LTでデータを書き出すには手動で行う必要がある

CAD標準仕様

【AutoCADによる時間短縮率:最大81%】

  • AutoCADは作成したDWGファイルが図面の標準仕様に沿っているか効率的にチェック可能
  • AutoCAD LTは手動で図面の標準仕様チェックを行わなければならない

文字の編集(Express tools)

【AutoCADによる時間短縮率:最大80%】

  • AutoCADはExpress Toolsを使用して文字編集を効率的に行うことが可能
  • Express Toolsを使うと画層、文字、ブロックの操作効率が向上

アクションマクロ・プログラミングカスタマイズ

通常のコマンドでは多くの操作回数が必要な作業も、AutoCADならではの機能を使うことで操作回数を減らすことができ、設計時間の短縮に役立ちます。

アクションマクロ

  • 繰り返し作業を記録して、作業の自動化
  • プログラミング不要で、操作を記録するだけのアクションマクロ
  • 面倒な作業もAutoCADならボタン一つで実行

プログラミングカスタマイズ

  • AutoCAD+カスタマイズ=生産性向上
  • LISPやVBAからC++まで、様々なプログラミングを駆使して、複雑な作業を一瞬で処理
通常のコマンドで作業 アクションマクロを使用 結果
16回の手順   再生1回の手順のみ  

1.POLYGONコマンド
2.エッジの数を入力
3.ポリゴンの中心を指定
4.内接の指定
5.円の半径を指定
6.ARRAYコマンド
7.オブジェクトを選択
8.矩形状を入力

9.Y方向の行数を入力
10.X方向の列数を入力
11.Y方向の間隔
12.X方向の間隔
13.MOVEコマンド
14.オブジェクトを選択
15.基点を指定
16.移動距離を入力

操作内容を記録して再生 繰り返し作業が10分の1以下の時間で処理!

 

”AutoCAD”を使う利点

AutoCADは何百万人ものユーザーに使われており、強力な作図・編集機能、柔軟なカスタマイズ機能を備えています。
またAutoCAD Webアプリやモバイルアプリによりシームレスな接続も実現しています。
 

3Dモデリング

  • ソリッド、サーフェス、メッシュモデリングで、リアルなモデルを作成できる
  • 2D図面をより効率的に作成可能
  • わずかな手順で3Dモデルからアイソメ図、断面図、平面図、立面図を生成できる

ワークフローの自動化とカスタマイズ

  • APIや900以上のアドオンアプリケーションを使用して、一般的なプロセスを自動化したり、新しいカスタム機能を作成したりできる
  • ActiveX、VBA、AutoLISP、VisualLISP、ObjectARX、JavaScript、.NETを使用して、図面やデータベースを制御可能

ビジュアライゼーション

  • AutoCAD内、またはクラウドでレンダリングでき、3Dモデルに照明やマテリアルを適用することで、リアルな表現を実現し、デザインを伝達できる
  • 点群を使えば、スキャンしたオブジェクトの3Dモデルを作成可能

Express Tools

  • 生産性向上のためのツール群で、AutoCADの機能を拡張
  • Express Toolsを活用して、ブロック、文字、寸法などを修正できる

CAD標準仕様

  • CAD標準仕様により、一貫した図面のスタイル確認にかかる時間を短縮。
  • 図面品質を向上できる標準仕様に準拠したスタイル設定。

継続的なイノベーション

  • トレース、共有、カウント、Autodesk Docsにプッシュ、フローティングウィンドウなどの新機能の提供
  • グラフィックスパフォーマンスの向上

効率化

  • 図面からリスト、集計表、Excelの表へのデータ書き出しをコマンド一つで実行可能。

TrustedDWG

  • AutoCADに組み込まれたTrustedDWGテクノロジーは、破損なくデザインデータを維持。
  • 最も確実に設計データを保存/保護する最良のデータ形式。

CAD標準仕様の活用


  • CAD標準仕様により、画層、線種、文字、寸法のスタイル設定を素早くチェックと修正
  • 標準仕様に準拠したスタイル設定を維持して、図面の品質向上
  • 残業時間の劇的な削減方法

データ書き出し


  • 図面からリスト、集計表、Excelの表へのデータ書き出し
  • 手作業に比べて圧倒的な時間短縮とミスの減少

AutoCADバージョン間の互換性


  • 最新バージョンでの図面読込み:すべてのAutoCADバージョンで作成したDWG/DXFファイル
  • DWG図面の保存:R14 ~ 2018形式
  • DXF図面の保存:R12 ~ 2018形式

点群


  • 現況を参照
  • 点群をベースにジオメトリ作成

レンダリング


  • AutoCADで3Dモデリング
  • 効果的なビジュアライゼーション
  • クラウドレンダリングで、素早く結果を取得

 

検証内容や結果の詳細はオートデスク社の資料「AutoCADとAutoCAD LTのメリット比較 - 生産性調査レポート -」をご一読ください。

 


資料のダウンロードはこちらから

 


LTを使い続けるのはお得か?

 


詳細はこちら