これまでAutoCAD Plus(including specialized toolsets)でのみ利用可能だったAutodesk AIによる自動化機能が、AutoCAD2026でも利用できるようになりました。
2025年9月9日より、AutoCAD 2026ではAI自動化技術を活用したコマンドを追加費用なしで、再インストールの必要なくそのままで使用できます。
繰り返し作業の自動化、ミスの削減、時間短縮に貢献できるAI機能で、設計業務の効率化を進めてみませんか?
9月9日にリリースされたAutoCADアップデートで以下のAI自動化機能が利用できるようになりました。「★」印がついている機能がAutoCADでも使えるようになった追加機能です。
アップデート前の9月8日以前は使用できなかったAI自動化機能が追加されています。なお、Web版AutoCADの印刷/LISP、業種別ツールは変わらず、AutoCAD Plusでのみ利用できる機能となっています。
機能名 / AutoCAD | AutoCAD(9/8以前) | AutoCAD(9/9以降) | AutoCAD Plus | |
---|---|---|---|---|
★ | アクティビティインサイト | △ | ○ | ○ |
★ | 自分のインサイト:マクロアドバイザ | × | ○ | ○ |
スマートブロック:検索と変換 | ○ | ○ | ○ | |
★ | スマートブロック:検索と変換/置換 | × | ○ | ○ |
★ | スマートブロック:検出と変換 | × | ○ | ○ |
スマートブロック:配置候補を利用したブロック挿入 | ○ | ○ | ○ | |
★ | マークアップ読み込みとマークアップアシスト | × | ○ | ○ |
オートデスクアシスタント | ○ | ○ | ○ | |
Web版でのAutoCADでPDFにバッチ印刷 | × | × | ○ | |
AutoCAD Web対応AutoLISP API | × | × | ○ | |
7つの業種別ツールセット | × | × | ○ |
アップデートされたAutoCAD2026では以下の機能を利用できるようになりました。
※再販不可品(NFR)、体験版、教育機関限定ライセンスではアクティビティインサイトは利用出来ません。
※共有図面が別の製品(AutoCAD Web など)で最後に保存された場合、[変更点]インサイトは表示されません。
※この機能は開発中のテクノロジープレビューで改善が継続されます。
※この機能を使用するにはインターネット接続が必要です。
今回ご紹介したAI自動化機能は、AutoCADサブスクリプションまたはAutoCAD Plusサブスクリプションで使用できます。残念ながら古いバージョンやAutoCAD LTでは使用できません。
AIによる設計業務の効率化(繰返し作業自動化、ミス削減、時間短縮)に興味がございましたら、是非ご検討ください。
AutoCAD including specialized toolsetsです。AutoCADのほか業種別ツールAutoCAD Mechanical、Map3D、RasterDesignなどを使えます。