DynaCAD電気(ダイナキャド電気)は、電気設備工事図面向けの2次元CADです。
汎用向けのDynaCADに電気設備工事における図面作成から申請書作成を支援する機能が搭載されています。
図面・申請書作成を効率化!
DynaCAD電気は下記などの機能が搭載されています。詳しい機能についてはメーカーサイトをご覧ください。
- 豊富なシンボルを配置
- シンボル一覧からシンボルを効率的に選択して配置できます。
図面のスケールに応じて配置サイズを自動調整したり、施工図用にサイズを指定して作図できます。
自動的に壁に沿って配置できる個別配置、指定エリアの中央に配置できる矩形配置、取付位置の寸法を指定して配置できる施工配置、指定エリアに比率または間隔で一括配置できる行列配置があります。
- 配管配線機能
- 配管コマンド(通常配線、2点配線、3点配線、円弧配線)で配管配線を作図できます。
配線が交差する部分の隠線処理、条数の作図で特記文字列を記入できます。
配線上の指定した位置にエンド伏せ記号や配線省略記号を作図できます。
- 拾い出し機能
- 配置したシンボルや配管配線の数量を自動的に拾い出しできます。
スキャン図面や他CAD図面から電気設備の部材を拾い出しできます。拾い出しした部材は数量表作成、CSV出力に使えます。
- ほか
- 天井伏図やケーブルラック、単線結線図の作図機能。各種申請図や施工証明書などのテンプレート。
図面作成/編集の基本機能です。
- 「シート」にスケールを設定することで、同一図面内に複数のスケールを設定して作図できます。
- スケールや座標角度が異なる図面から図形をコピーすると、コピー先の図面に合わせてコピーできます。
- 図面の一部分を指定してトリミングできます。
- 勾配定規と同じ感覚の角度定規機能。角度定規が角度を切替えられる極トラッキングに対応。
- 作図した図形をWordやExcelなどに貼り付ける、Excelデータを図面に張り付けできるOLE2.0データ連携に対応。
- 図面のチェックに便利な朱書き機能(囲み、吹き出し、フリーハンド作図機能)
電子納品図面の新規作成、電子納品図面のチェックと自動修正を行えます。
- 製図基準の工種と図面種別を選択できるCAD製図基準準拠のテンプレートを搭載。
- 「SXF表示機能及び確認機能要件書(案)「CAD製図基準」に従った図面をチェックが可能。
- チェック結果のテキスト出力や朱書きマーク作図、文字高や図形色/線種の自動修正が可能。
- DynaCADシリーズはSXF仕様への準拠性を検定するOCF検定に合格しています。
ラスタ編集機能で地図やスキャンした手描き図面も活用できます。
- 画像の歪みを補正したり、2枚の画像を位置や大きさを合わせて重ね合わせが可能。
- CAD上での測定値が合うようにスケール調整できます。
- ラスタの一部を移動/複写/削除できる機能。
- 位置情報が記録されたGeoTIFFファイルの貼り付けに対応。
建築図面の作図効率を上げる建築機能が搭載されています。
- XY方向の通り芯の本数、間隔を指定して通り芯を作成できます。
- 壁を柱を一括で包絡処理できます。
- 窓や建具の寸法を数値指定して配置できる建具部品が付属。
- 建具は寸法/個数/間隔を指定して連続配置可能。
- 建築物の床面積を測定して求積表を作成できます。
- 三斜、ヘロン、座標法によって計算して、求積図と求積表を作図できます。
対応データ形式
DynaCADシリーズが対応するデータ形式です。詳しくはメーカーサイトをご確認ください。
入力/出力
- DXF/DWG (AutoCAD2018形式)
- SXF Ver.3.1 (SFC/SFZ、P21/P2Z)
- JW_CAD for Windows (JWW)
電子納品図面
- SXF仕様への準拠性を検定するOCF検定に合格しています。
- CAD製図基準準拠のテンプレートを搭載
- 既存図面をCAD製図基準に従ったレイヤ名やレイヤの図形色、線種に変換可能
- 「SXF表示機能及び確認機能要件書(案)」に従った図面チェック機能
- 「CAD製図基準」に従ったレイヤ名、図形色、線種等のチェック機能