主な機能

日本の製図文化に合せて開発されている図脳RAPIDは、用紙サイズと縮尺を決めてから図面作成を始めることができ、描いた図面がそのまま印刷されるので設計意図が伝わりやすい図面を作成できます。

パーソナル向けの「図脳RAPID」には製図のための基本機能が搭載されています。プロフェッショナル向けの「図脳RAPIDPRO」は図脳RAPIDの全機能に加え、作図/編集機能、データ変換効率などの強化が行われています。


図脳RAPID PROの主な機能 (PROのみ)

図脳RAPIDPROは、手書き感覚に近い直感的で快適な操作性と完成度の高い製図機能を搭載した国産2次元CADです。
スタンダードタイプの図脳RAPIDの上位モデルにあたり、AutoCADやPDFとのデータ変換、レイヤ機能、拡張寸法/記号などがより高機能になっています。


iPadで図面を社外活用(PRO20新機能)

iPad上で図面の閲覧、計測し、朱書きを行える『図脳RAPID for iPad(2020年春公開予定)』との連携機能を搭載。工場内や建設現場へiPadを持ち出して現場で図面を活用できます。


部品のアイコン化で配置効率UP(PRO20新機能)

よく使う部品(シンボル)をツールバーに割り当てることができます。ツールバーに割り当てた部品のアイコンをクリックするだけで図面に配置する部品を選択できます。


少ないマウス移動量

「マウスジェスチャ」や「寸法図形指定」の搭載で17以前のバージョンと比べてCAD操作におけるマウス移動量を60%削減。よりスムーズに製図を行うことができます。


マウスジェスチャ機能

マウスの移動で素早くコマンド起動できる「マウスジェスチャ」を搭載。メニューやアイコンまでマウスを移動する量が削減できます。使用頻度の高いコマンドをカスタマイズで割付も可能です。


ワンタッチで寸法を作成

選択した図形に合わせた寸法を効率よく記入できます。水平/垂直寸法線、半径寸法、直径寸法、角度寸法、平行寸法、連続寸法などの各寸法線コマンドの選択を省けます。


図面比較機能

2枚の図面を比較して相違点を検出する「図面比較」機能を搭載。 変更前と変更後の相違点をハイライト表示できます。


座標値・数値を表示する「ダイナミックガイド」

作図に必要な座標値・長さ・角度などの数値情報がカーソル近くに表示されます。選択中のコマンドで必要な数値入力もここから行えます。


新しくなった「図形複写」

複写または移動コマンド実行時、スペースキーで簡単に90度回転できます。また、複写時にEnterキーを押すたびに等間隔で図形を連続配置できます。


AutoCAD(DXF/DWG)データのプレビュー入力機能

AutoCADのDXFやDWGデータの入力前にプレビュー表示ができ、プレビューを表示しながら読込み設定を行えます。さらにレイアウト空間が設定されているときはレイアウト毎に別図面で読込みます。


PDFデータからCADデータを生成

CADやAdobe Illustratorなどで作成したベクトル情報を持つPDFデータをCADで編集できる状態でデータ変換することができます。スキャナで読込んだラスタ情報のみのPDFデータは従来通りのラスタとして読込みできます。


検討図作成に役立つ陰線処理カットイン機能

2つの図形を移動や複写した際、重なる箇所を自動で陰線処理することができます。


図面情報の改ざんを防止するセキュリティ機能

ファイルやレイヤグループ単位でパスワードを付与することで、編集権限、印刷権限、閲覧権限などを設定でき、利用者の権限に合わせて図面を利用できる権限をコントロールできます。


一発で部分詳細図を作成する異縮尺移動複写

ワンコマンドで図形の一部を拡大して部分詳細図を作成できる異縮尺移動複写機能を搭載。縮尺情報を維持したまま移動/複写されるので、正確な寸法を計測することができます。



図脳RAPIDと図脳RAPID PROの共通機能

図脳RAPIDと図脳RAPID PROの共通機能です。


画面色と印刷色を設定できる印刷色テーブル(バージョン20新機能)

図脳RAPIDの画面色と印刷するときの色を印刷色テーブルで別々に設定できます。作図画面上では判別しやすいよう複数の色で表示して、紙に印刷するときはモノクロで図面出力をするような<使い方ができます。/p>


4Kモニタ・タッチパネルに対応(バージョン20新機能)

4Kモニタ対応用のGUIに拡張されました。タッチ機能付きのモニタにも対応し、スワイプで「パン」、ピンチアウト・ピンチインで「拡大」「縮小」できます。


AutoCAD2015との強力データ互換

AutoCADとJw_cadのデータ形式に対応。「フォント」「文字幅」の個別指定で文字変換率を向上でき、AutoCADのレイアウト空間の一括読み込みで設定の手間を軽減。


電卓機能で数値入力

コマンド実行時、電卓機能を使うことで複雑な計算式による数値入力を行えます。


選択中のコマンドをお気に入り登録

ツール設定やキー設定で選択中のコマンドを優先的に選択できます。実行中のコマンドを自由にツール配置したり、ショートカットキーを割り当てるなどのお気に入り登録を行えます。


コマンドの設定切替に便利なアシストビュー

実行しているコマンドの状況に合わせて、変更できる設定や割込みコマンドがリアルタイムに一覧表示されるアシストビューを搭載。


図面表現を拡張!より見やすい図面作成が可能

寸法文字を寸法線上に重ねた配置、寸法線と寸法文字の色やレイヤを分けた作図が可能です。また、ラスタスムーズ表示機能により高解像度ラスタの縮小表示時に視認率が高い文字を表示します。


作業効率を上げるさまざまな追加機能

寸法/引出線分解の範囲選択対応、線幅や線種のセット登録機能、円/円弧の直径指定入力、補助線オフセット機能、ラスタの多角形消去機能などを搭載。


ほか機能

図脳RAPIDと図脳RAPIDPROの主な機能比較表もご参考にしてください。

図脳RAPIDの機能比較表はこちら

また、詳しい情報はメーカーホームページもご確認ください。

メーカーサイトはこちらから


新機能

バージョン20

iPadとの連携機能を搭載
iPad上で図面を閲覧、計測したり、朱書きなどを行えるツール「図脳RAPID for iPad」(2020年春公開予定)との連携機能が搭載されました。工場内や建設現場での図面の閲覧、インフラ設備の現地調査に役立ちます。
部品のアイコン化
よく使う部品をアイコン化してツールバーに割り付けておくことで、すばやく図面に部品を配置できます。
寸法図形指定コマンドを拡張
角度寸法や平行寸法、連続寸法も1コマンドで作図できるようになりました。
最適な色を設定できる印刷色テーブル
画面表示用と印刷用の色設定を別設定できるようになりました。画面では判別しやすいように複数色で表示で印刷時は2色印刷などの設定ができます。

 

図脳RAPIDラインナップ